MTM 他国との歯科治療の違いとは?

他国との違い

「歯を失う=老化のひとつ」ではありません!

スウェーデン(歯科先進国)にならう予防歯科

むし歯や歯周病の治療のみでは本当に予防とは言えません。口腔内に菌が潜む状態では再発が必須です。植村歯科ではまず口腔内の環境を整えた上で、治療を開始致します。スウェーデンの実績のある臨床結果をもとに当院では、予防歯科治療システム「MTM」を導入しております。
MTMのを提唱したのは、歯科先進国スウェーデンの歯科医師であるボー=クラッセ博士です。


大まかな診療の流れは、

①患者様の初期リスクを評価
②予防プログラムを立案
③口腔内環境を改善
④低侵襲の治療
⑤メインテナンス
となります。

日本は、海外から見ると予防歯科後進国なのです。むし歯、歯周病等の歯科疾患の原因を当院で知ることで、患者様にとって将来にわたり適切な処置ができるシステムがMTMです。患者様がどの位、むし歯/歯周病になりやすいか又は、なりにくいかを調べる事から始めます。
歯が痛くない時期に歯医者に行く事は抵抗があるとお思いかもしれません。しかしながら、患者様の一生涯を通じて健康で丈夫な歯を残すことのできる喜び、美味しいものをいつまでも食べることのできる喜びをサポート致します。

1970年代からスウェーデンでは【予防】という考え方が普及していました。イエテボリ大学の教授 ペール=アクセルソン博士はカールスタッド市(スウェーデン)にて、30年以上の長期的臨床研究を実施していました。
お一人お一人の、むし歯/歯周病のリスクに応じた口腔内ケアを続ける事により、なんと成人の方でも97.7%の歯を残す事ができる事を証明しました。それは、80歳までに約半数以上の歯が失われる事が常識であった実情を覆す証明でした。
日本は80歳で20本歯を残すことを目標とした運動「8020運動」があります。しかし仮に達成ができたとしても約70%が限界でしたので、上記の数値は驚くべき数字です。しっかりと予防を続ける事で、むし歯/歯周病に悩まされずに、ご自身の健康な歯で過ごせるということです。

山形県で証明された、予防歯科の有用性

熊谷崇先生の日吉歯科診療所(山形県酒田市)では、40年という長期間に渡って定期的且つ継続的な予防歯科(メインテナンス)を実践してこられました。結果として定期的に来院/メインテナンスを受けていらっしゃるお子様おいて、12歳時点で永久歯に1本のむし歯がないカリエスフリーの率は、なんと90%以上※を達成されておられます。この数値は、歯科先進国であるスウェーデンと同等の結果が見られます。[※日本全体の12歳時のカリエスフリー率:約30%]
成人のケースは、長期メインテナンスを継続している方は治療後の抜歯率が低く、20年以上もメインテンスを継続している方は、75歳時点の残存している歯の数が平均18本※です。[※厚労省の歯科実態調査の75歳の平均的な残存している歯に数は8本です。]


シニア1,000人に聞きました

「リタイヤ前にやるべきだった 後悔TOP20」

総入れ歯は年齢と共に増える